Stories

2026/09/21 08:03

saredo - 気づけば、またこの一足。-

靴下は毎日使うものだから、履き心地の違いがよくわかります。最初は素材や佇まいに惹かれて選んだものでも、履きにくければ、いつの間にか出番が少なくなる。反対に、特別に意識していなくても、気づけば何度も...

2026/09/17 20:42

工房つゞき - 毎日のための漆器 -

漆器というと、少しかしこまった器を思い浮かべることがある。傷をつけないように。特別な日に使うものとして。普段の食卓では、少し遠慮してしまうような存在。けれど、工房つゞきの器を見ていると、漆器はもっ...

2026/09/13 18:02

壜壥 - 矛盾の先にある、静けさ -

日が長くなり、夕暮れが少しずつ遠のいていく季節。冷えた炭酸水をグラスに注ぐと、光が細かく砕けて、テーブルの上に小さな星座を描く。窓辺から差し込む夕陽が、その光をさらに濃くしていく。壜壥(タンテン)...

2026/09/13 18:00

イワオトナリテ -ヒラヒラプレートと、初夏の果実 -

まるで風が器になったような一枚がある。イワオトナリテの「ヒラヒラプレート」。その名の通り、縁は波打ち、空気のゆらぎをそのままかたちにしたようだ。白、黄色、淡い緑。そこにグレージュとピンクがふわりと...

2026/09/13 17:57

いゑもり - 酒器は、冷たさを語る。-

夏の夕方。一日を終えた空気の中に、まだ熱がわずかに残る。そんなとき、冷蔵庫から取り出した一本の酒と、手にひんやりと馴染む銅のぐい呑みがあれば、それだけで特別な時間が始まる。器を手がけたのは、広島・...

2026/09/13 17:50

岩山陽平 -夜空 -

和食に合う器が欲しくて、オンラインショップ巡り。そんな時に出会ったのが、岩山陽平さんの「夜空シリーズ」でした。届いた器は、その名の通り、まるで空の深い青がそのまま閉じ込められたような、印象的な色合...

2026/09/13 17:48

Korios Textiles - 使うほどに好きになる織物 -

記憶には殆ど残っていないけれど、私の父方の本家は田舎の機織り工場だったそうだ。ただ、その工場の近くで祖母が下宿を営んでいたことは、比較的よく覚えている。というのも、その下宿には大量の着物の端切れが...

2026/09/13 17:42

Tellur工房 - 火にもかけられる器 -

何がキッカケだったのか、思い出そうと頑張ってみても出てこないのは、「歳のせい」だと思いたくない。一年ほど前、我が家には「本格的なドイツパンが食べたい」というブームがやってきた。それがあるとおぼしき...

2026/09/13 17:38

伊藤由佳 - 経年変化を楽しむ装身具 -

2024年の初夏、緑が鮮やかな高原でのクラフトフェア。実はこのイベントにかかわらず、気分転換を言い訳に、この地へはよく訪れます。いつもながらの心地よい空気を満喫しつつ、そのイベントを楽しんでいると、ふ...

2026/09/13 17:19

Kanade Copper -世代を超えて受け継いで行きたい道具-

とあるクラフトマーケットを歩いていたときのこと、数多くのブースが並ぶ中でひときわ目を引く作品に出会いました。素朴でありながらも独特な造形は、他のどの製品とも違う魅力を放ち、自然と私の目と足を止めさ...

2026/09/13 16:47

インド・ジャムダニ織

ジャムダニ織は、インド亜大陸の豊かな織物文化の中でも特に魅力的な存在です。そのルーツはバングラデシュのダッカ地方にあり、ベンガル地方全体に広がりました。17世紀のムガル帝国時代から、高級感と美しさが...